こんにちは。
《和装撮影 一匠 issho》カメラマンの北井です。

今回は私達が月に一度勉強している技術「和装振付け」についてご説明させて頂きます。
最近、和装振付けとは何か?というご質問を沢山頂きます。
簡単にご説明させて頂きますと、「和装衣装の形、柄、それをお召しになる被写体のスタイルや仕草を一番美しい状態で見せる事の出来る、日本婚礼撮影の伝統技術」です。

きっとそれでも「だから何???」と思われる方が多いかと思います(^^;)
百聞は一見に如かずと言いますので、和装振付けのbefore&afterの写真を見比べてご説明させて頂きたいと思います。
まずはこちらをご覧ください。

こちらは逗子の古民家「平野邸」でのお写真です。
平野邸でのお写真はこちら
ロケーション、モデルさん、お衣裳、ライティング、これらが綺麗だとある程度「見れる」写真にまでは仕上がります。
もちろんこれでも綺麗な写真ではあると思います。
しかし、ここに和装振付けを施してみると…

このようになります。
モデル、ライティング、衣裳、立ち位置、ロケーション、全て同じです。
違うのは「和装振付けをしたか or していないか」です。

きっとbeforeしか見ていなかったら、「うん、これでもとても綺麗」と思われたのではないでしょうか?
しかし、少し手を加えるだけで和装写真はこんなにも素敵に残す事が出来るんです。
和装振付けのbefore&afterをもっと見たい方はこちら

もちろん和装振付けは撮影の中での引き出しの一つにすぎません。
全ての写真をこのテイストで撮るわけでもありません。
しかし、せっかくご新郎ご新婦様が想いを込めて決めたお衣裳や髪型や小物を、綺麗に残して不快な想いになる方はいるでしょうか?
きっといないと思います。

僕らは特別な事はしていません。
和装衣裳は美しいものです。
その和装衣裳ならではの美しさを丁寧に残したいと思って撮影に臨んでいます。
ただそれだけです。

「現場は楽しく、お写真は美しく」
この想いと技術はいつまでも大切に持ち続けています!
是非、私たちを必要として頂ける方と巡り会える事を願っています(^^)