日本婚礼撮影の伝統技術です。
「和装衣装の形、柄、それをお召しになる被写体のスタイルや仕草を一番美しい状態で見せる事の出来る、日本婚礼撮影の伝統技術」です。
和装写真はただ着物を広げるだけでは綺麗に写す事は出来ません。
そのお着物の柄、形、被写体のスタイル、全てを見極めてお衣装を綺麗に整える事が必要です。
美しい能舞台で撮影しました。
モデルさんにはただそこに立ってもらい、衣装を軽く広げただけの写真です。
振付けはまだしておりませんが、これだけでもそこそこ綺麗と感じる方も多いと思います。
和装振付けを施した写真
全的なシルエットが末広がりの綺麗なラインになり、袖の柄、打掛の柄、が見えるようになりました。
また、スタイルも良く美しく見えます。
モデルさん、ライティング、カメラ位置、ロケーション、何も変えていません。
ただ振付けをしただけです。
その1手が加わるだけでここまで写真が変わってきます。
後ろ姿の写真です。
前姿に比べて柄の割合が多く見えて、衣装がよりメインとなる1枚です。
「絞り」を入れた事により、和装写真でよく見かけるボテっとした感じがなくなり、シルエットがとても美しくなりました。
また、お着物の柄が良く分かるようになり、お衣装全体がハッキリとしてきました。
振付けをしていないと、モデルさんが笑っていてもその良さが半減してしまいますが、振付けがしっかりと施されていると、逆に衣装がその笑顔を引き立ててくれます。
和装振付けが完璧に施された写真には力があります
私たちは、和装写真を美しく、麗しく、クオリティの高い1枚に仕上げる為に、2018年に和装振付け会を発足しました。
会では和装振付けを習得する為に月に一度「和装振付け講習会」を開催して、技術の習得に励んでいます。
初めは横浜で数名から始まった会でしたが、口コミだけで噂が広まり、今では関西でも会を立ち上げ、横浜と関西両方で講習会を開催しております。
是非、一度和装振付けの施された写真を体験してみて下さい。